(4) ワクチン



(4)-1:ワクチンの種類と有効性

現在、日本ではファイザー社、武田/モデルナ社、及びアストラゼネカ社のワクチンが、予防接種法における接種
の対象となっています。
いずれのワクチンも、海外で数万人単位の大規模な臨床試験が実施されており、発症予防効果は、ファイザー社のワクチンが約95%、武田/モデルナ社のワクチンが約94%と、高い効果が確認されています。
また、アストラゼネカ社のワクチンは、海外で実施された複数の臨床試験の併合解析の結果から、約70%等の効果が確認されています。なお、アストラゼネカ社のワクチンは、原則40歳以上の方(ただし、他の新型コロナワクチンに含まれる成分に対してアレルギーがあり接種できない等、特に必要がある場合は18歳以上の方)を対象としています。
現在、日本で接種可能なワクチンは、いずれも、ワクチンを接種するメリットが、副反応のリスクを上回るため、接種をおすすめしています。


(4)-2:妊娠中のワクチン接種は問題ありませんか?

新型コロナワクチンの接種により不妊、流産、先天異常のリスクを高めることはないと考えられ、米国では妊娠中の接種を推奨しています。妊娠中の女性は、同じ年齢層の妊娠していない女性に比べて、新型コロナウイルスに感染した場合、重症化しやすいといわれています。不安がある場合や接種の時期に関しては、担当の産婦人科医と相談することをおすすめします。

(4)-3:重症化リスクが低いとされる20代~40代でも、ワクチンを接種したほうがいいのでしょうか?

ワクチン接種のリスクとベネフィットを天秤にかけて考えると、個人的には接種したほうがいいと考えます。確かに若い世代は、新型コロナウイルス感染症の重症化や死亡のリスクは低いとされています。だからといって侮ってはいけません。私はアメリカで多くのコロナ患者を診てきましたが、若くても感染して肺炎になり、相当辛い症状で苦しむ人は少なくありませんでした。重症化しないにしても、罹らないに越したことはありません。
軽い肺炎であれば肺機能にそこまでの影響は残らないかもしれませんが、炎症が激しいと肺に傷のようなものができる可能性があります。その他にも、嗅覚障害や味覚障害など罹患後の生活に支障をきたすような後遺症が報告されています。また自分は軽症だったとしても、自分から家族や友人に移してしまうリスクもあります。こうしたことから、接種はリスクよりもベネフィットのほうが大きいと考えています。

(4)-4:副作用と副反応

【副作用】:広義では、ワクチンを含む医療品や手術などのあらゆる医療に関して、有害なもの、無害なものに関わらず、主作用(治療や予防のために用いる医薬品の主な作用)以外の体に起こる全て作用のこと。ただし、狭義では、医薬品による有害な作用のこと。
【副反応】:ワクチン接種をした場合に限定される用語で、ワクチン接種の主作用(免疫がつく)とともに、接種が原因で体に起こった好ましくない反応のこと。
つまり、ワクチン接種後による体の反応が副反応で、医薬品全般の接種後の反応が副作用という事です。

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(4)-4-①:若い人に副反応が出やすいと言われているのはなぜでしょうか?

それは「若い人に出やすい」というよりも、「高齢者に出にくい」という理解が正しいです。ファイザーやモデルナのワクチンは、簡単に言うと「免疫系が新型コロナウ
ワクチンの副反応一覧 発現割合 症状 ファイザー モデルナ 50%~ 接種部位の痛み、疲労、頭痛 接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛 10%~50% 筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ 関節痛、悪寒、吐き気、嘔吐、リンパ節症、発熱、接種部位の腫れ、発赤・紅斑 ~10% 吐き気、嘔吐 接種後7日以降の接種部位の痛みや腫れ、紅斑(いわゆるモデルナアーム)
イルスだと勘違いする成分を体内で作るための材料」です。よってワクチンを接種すると、新型コロナウイルスに感染したと体は勘違いし、免疫細胞からサイトカイン
※という物質が放出されます。するとそのサイトカインが脳の体温調節を司る部分に働きかけ、体温が上がったり、炎症によって全身性の症状が出たりします。高齢になると免疫機能が低下しますので、こうした副反応が出にくいというわけです。
※サイトカインとは細胞から分泌される小さなタンパク質で、免疫や炎症反応などに関する細胞同士の情報伝達に使われます


(4)-4-②:若い人に、特に出やすい副反応

ファイザーの臨床試験(16歳から55歳のデータ)によると、出やすい副反応の順に「倦怠感」「頭痛」「筋肉痛」「悪寒」となります。倦怠感は2回目の接種時に59%の確率で生じると報告されています。


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(4)-4-③:副反応に備えて、予防的に解熱剤を飲んでおくべきでしょうか?

以前のワクチンでの研究で、予防的に解熱鎮痛剤を飲むことにより、抗体が少しできにくかったという報告があります。症状が出る前に、ワクチン接種前や接種時に解熱剤を飲むことは推奨されていません。


(4)-4-⑤:解熱剤は「アセトアミノフェン」がいいと言われています。それ以外の市販のものでもいいのでしょうか?

はい、大丈夫です。アセトアミノフェンと、それ以外のドラッグストアでも手に入るような解熱剤(ロキソプロフェン、イブプロフェン、アスピリン、ジクロフェナック)は、別グループの解熱剤です。普段飲み慣れている解熱剤があれば、そちらで良いでしょう。薬の添付文書をよく読み、用法用量を守って、適正に使用していただければ問題ありません。

(4)-4-⑥:接種前後にしないほうがいいことはありますか? 飲酒やサウナなどは大丈夫ですか?

特にありません。少量の飲酒や入浴は問題ないと考えます。ただし、熱湯やサウナなど脱水症状が懸念されるものは控えたほうがよいかもしれません。またワクチン接種後に接種部位の痛みや倦怠感、発熱や筋肉痛などの副反応が出ることがあるので、無理をしないスケジュールを組むことが大切です。

(4)-4-⑧:ワクチンを接種したら、マスク無しで外出しても大丈夫ですか?

米国CDCは、ワクチンの2回目接種から2週間経った人はマスク無しで人と会ってもいいというガイダンスを出しています。


米国では、すでに国民の半分近くが2回目接種を終えており、マスク無しで生活する人が増えてきました。ただ、日本ではワクチン接種を完了した人の割合は、まだそれほど高くなく、ワクチンの効果も100%ではありませんので、あまり気を緩めすぎると感染の再流行が懸念されます。そのため、感染がある程度落ち着くまでは、引き続きマスクや3密回避などの基本的な感染予防対策をしたほうがよいでしょう。

(4)-4-⑨:ワクチンを接種している人同士であれば、飲み会をしてもOKですか?

確かにお互いに感染する・させるリスクは低いです。米国では、ワクチン接種を完了した人に対する行動のガイダンスがあります。日本でもある程度ワクチン接種が進んだ段階で、飲み会を含めた室内の行動や屋外の行動については、厚生労働省や国がガイダンスを発表することを期待します。


(4)-4-⑩:ワクチンはなんで筋肉注射なの?

新型コロナワクチンの接種はすべて「筋肉注射」で行います。筋肉注射による予防接種は世界的に主流で、新型コロナワクチンの臨床試験も筋肉注射で行われているためです。
筋肉注射は、日本で一般的に行われている皮下注射よりも痛みが少ないと言われています。また、血流が豊富でよく反応してタンパク質を多く作れるとされる筋肉注射を行うことで、より確実に抗体を作り出せる可能性があります。

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(4)-4-⑪:接種後に向けた準備

ワクチン接種後、発熱や倦怠感など「副反応」と呼ばれる症状が起こることがあります。
特に2回目の接種後は起こる可能性が高いため、薬や食べ物、飲み物などを備えておくと安心です。

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(4)-4-⑫:接種の方法

ワクチン接種の方法は、
・自治体が運営する「個別接種」「集団接種」、
・自治体や防衛省が運営する「大規模接種」、
・企業や大学等による「職域接種」があります。
接種方法によって使われる主なワクチンは決まっていますが、集団接種や大規模接種では自治体により異なる場合もあります。
感染が広がる状況から、防衛省や東京都の大規模接種で若者(18~39歳)専用の接種枠が設けられています。

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(4)-4-⑬:ワクチンの種類

現在日本で承認されている新型コロナのワクチンは、「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」であるファイザー社製とモデルナ社製、「ウイルスベクターワクチン」のアストラゼネカ社製の3つです。
このほか、同じく「ウイルスベクターワクチン」のジョンソン・エンド・ジョンソン社製や「組換えタンパクワクチン」であるノババックス社製などが国内で検討されており、それぞれ有効性や保存温度などが異なります。

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(4)-4-⑭:接種後どのくらいで効果が出る?

ファイザー社製、モデルナ社製ワクチンは1回の接種で十分な効果を得られません。
免疫がつき最も高い効果を得るには、2回目の接種から一定期間の経過が必要です。
またワクチンの発症予防効果は100%ではないため、効果を得てからも引き続きの感染予防が必要です。


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(4)-4-⑮:ワクチン効果の持続性は?

新型コロナウイルスに対するワクチンの有効性について、ファイザー社製では、2回目の接種から4か月後~6か月後の期間で83.7%に低下することが論文で発表されました。モデルナ社製については、同期間でも92.4%に維持されることが、同社の研究所からの報告として発表されています。
伝播性(感染のしやすさ)の高い変異ウイルス流行があることや、接種から一定期間経過後は有効性が減衰するため、3回目の接種を開始している国も出てきました。

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出典:ファイザー社製ワクチンの有効性の維持について
出典:モデルナ社発表ワクチン6か月間の有効性について

(4)-4-⑯:変異ウイルスにもワクチンは効くの?

現在注目されているおもな変異ウイルスに対して、効果は十分期待できると報告されています。
ファイザー社製ワクチン2回の接種で、アルファやデルタといった変異ウイルスに対して発症が予防されたことを示すデータが英国公衆衛生庁から発表されました。モデルナ社製ワクチンについては感染を阻止する抗体(中和抗体)が作られることが自社の実験で確認されたと発表されています。
ラムダに関しても効果の低下は予想されるものの、実際には効果はあるとされており、現在調査が進められています。
ミューについてはまだ詳しくわかっていません。

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出典:英国公衆衛生庁発表 変異ウイルスへのワクチン有効性について
出典:モデルナ発表 変異ウイルスへの中和活性に関して

(4)-4-⑰:デルタ変異ウイルスへの効果は?

デルタ変異ウイルスは伝播性ワクチンの効果を弱めることが WHO 等から報告されています。
しかし、重症感染予防効果(入院・死亡など)は変わらず維持できており、ワクチンを2回接種することが必要であることに変わりはないとされています。

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(4)-4-⑱:コロナに感染するのとワクチンを打つのとでは、どちらがより強い免疫が得られるのか?

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一般的にワクチン接種よりも感染症に罹る方が免疫ができる感染症に感染すると免疫ができます。
例えば、麻しん(はしか)や風しん、水痘(水ぼうそう)などに感染すると、多くの人では生涯これらの感染症に罹らなくなります。
これは、感染によって作られた免疫が長期間持続するためです。
一方、ワクチン接種によって得られる免疫は、自然感染と比べると弱く、感染を防ぐためには2回もしくはそれ以上の回数のワクチン接種が必要となります。
だからと言って、麻しんや水痘に敢えて感染して免疫をつけることは推奨されません。なぜなら、麻しんや水痘の免疫はワクチンによって安全に得ることができる一方で、感染した場合は重症化することがあり安全とは言えないからです。


新型コロナに感染したことがあっても再感染することがある

新型コロナに一度感染したことがある人も、再び感染することがあります。
もちろん感染したことによって免疫ができますので、すぐに再感染することはありませんが、回復してから時間が経てば経つほど再感染のリスクは高くなります。
これまでの再感染の報告からは、最初の感染から少なくとも90日くらいは再
感染が起こりにくいことが分かっています。
また、一度新型コロナに感染した人は免疫ができるため2回目の感染では1回目の感染よりも軽症になると考えられています。
しかし、少なくとも免疫が弱っている人では2回目の方が重症化することがあるようです。
では、1回目の感染によってどれくらいの期間、免疫が保護的に働くのでしょうか?
デンマークから、第1波(2020年6月以前)でPCR検査をして陽性だった人、陰性だった人を追跡調査し、第2波(2020年9月から12月)のPCR検査で陽性だった人、陰性だった人を解析することで初回の感染が再感染を防ぐ効果を検証した研究が報告されています。
この研究では、過去の感染による保護効果は80.5%であり、感染したことがない人よりも感染するリスクが5分の1になる程度とのことです。
また65歳以上の高齢者では、この保護効果が47.1%にまで落ちるとのことです。
また、デルタ株などの変異ウイルスでは、過去に新型コロナに感染した人の免疫からも逃れて感染することが知られています。
これらのことから、現在得られている知見からは、

“感染で得られる免疫 < ワクチン接種で得られる免疫”

とされ、これまでに新型コロナに感染したことがある人もワクチン接種が推奨され、接種によってより強い免疫が得られると考えられています。
「免疫をつけるためにわざと新型コロナに感染する」目的で開催されるコロナパーティーというものがあるそうですが、新型コロナに感染することで、
・若くて基礎疾患のない人でも重症化することがある
・回復後も後遺症に悩まされることがある
・再感染することがある
などの懸念があるため全く推奨されず、感染するよりもワクチン接種の方が安全に免疫をつけることができます。
ただし、新型コロナワクチンで得られる免疫の持続性については、自然感染よりは長いと考えられているものの、追加接種の必要性については現在も検討が行われているところです。

(4)-4-⑲:接種後の発熱の割合は?

1回目接種後の発熱(37.5度以上)は3%であったのに対し、2回目の接種後は38.4%の高い割合で発熱が報告されています。
年齢および性別によって発熱の副反応頻度は異なり、若いほど、また女性の方が高く現れました。

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(4)-4-⑳:ワクチン接種後の感染対策

ワクチン接種後も、3密回避やマスク着用、人との距離を取るなどの感染対策が大切です。
特に、まだ多くの人がワクチンを接種しておらず、また変異ウイルスの感染が拡大している段階では接種後も対策をゆるめないことがとても重要です。基本対策の壁を積み重ねるほど、ウイルスから身を守りブレイクスルー感染のリスクも減らすことができます。

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(4)-4-㉑:若年接種(メリットとデメリットの考え方)

・ワクチンは若者の健康、命を守る
これまで10代でCOVID-19にかかった人の数は日本国内だけでも5万人を超えています。また、入院を要したお子さんも多く報告されています(日本小児科学会データベース)
大半が軽症で済んでいるとはいえ、38度を超えるような高熱を出し、咳が2週間続いても、「軽症」に分類されます。「軽症」の言葉からくるイメージと実際に感染した人の苦しみは大きく異なるでしょう。また、感染した若者の中には、今も嗅覚や味覚障害、疲労感、記憶障害などの長引く症状(いわゆる後遺症)に苦しんでいる人がいるのが現状です。
現時点(2021年8月3日)で、日本での10代の死亡例は報告されていませんが、より感染が拡大した米国では、390人以上の18歳未満の子どもがCOVID-19で亡くなったことも報告されています 。この中には、基礎疾患の有無が明らかでない子どもも含まれています。19~44歳をみると実に1万6000
人もの人が命を落としています。
また、厚生労働省の報告によれば、日本国内でも、10歳未満の重症例や30代の死亡例が報告されています。
これらは、現在までの統計に基づくものですが、今後新たな変異を獲得したウイルスが誕生すると想定される中、それらが若い世代にどのような影響をもたらすのかについては明らかではありません。
今後も新型コロナウイルスの根絶は難しいと考えられる中、ウイルスへの免疫がない場合、いずれどこかのタイミングでウイルスに感染してしまうことを想定していなくてはいけません。そして、免疫のない中で感染する人が増えれば増えるほど、これまでご紹介したような悲しい報告を聞く可能性は高まるでしょう。
しかし、臨床試験でワクチンに高い有効性が確認できています。ワクチン接種を受け、免疫ができることによって、感染や発症の確率を大きく減らすことができるのです。また、仮に感染したり発症してしまったとしても、症状のある期間が短くなったり、重症化を防いだりする効果も期待できることがわかっています。

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・高齢者や持病のある家族を守る
また、ワクチンが守るのは、接種を受ける本人だけではありません。自分自身がワクチン接種を受けることで、感染しにくくなり、仮に感染してしまってもウイルスの量を低く抑える効果が知られているため、同居する家族や日常的に接
する友人、同僚を守る効果も期待できます。身近に重症化リスクの高い持病のある人や高齢者がいれば、なおさらワクチンが重要になると言えるでしょう。
逆に言えば、ワクチンを接種しないことで、本人だけではなく周囲の人を危険にさらしてしまうかもしれません。
隣の席に座った高齢者、持病のある人は、皆誰かの大切な人であることを忘れないでください。ワクチン接種は周囲の人を守ることにもなるのです。

・安全で安心感のある学校生活を取り戻し、生活を正常化する
さらに、ワクチン接種を受けるメリットは、自分が生活する地域全体にももたらされます。地域でより多くの人がワクチン接種を受けることによって、その地域の新型コロナウイルスに対する防御は高まり、感染伝播が減っていくことになります。仮にウイルスが外から持ち込まれてしまっても、その地域からウイルスが消えていくようになります。

・変異ウイルスが誕生する確率を減らすことができる
また、現在はいつ新たに懸念すべき変異ウイルスが誕生するかという不安の中での戦いですが、感染者数が増えれば増えるほど、変異が起こるリスクは上がるという点も大切なポイントです。逆に、いち早くワクチンが広がり、感染する人が減れば減るほど、変異ウイルスが誕生する確率を減らすことができます。
より多くの人がより早い段階でワクチン接種を受けることで、新たな変異ウイルス出現のリスクという点でもより安心した未来を描くことができるようになるのです。

・リスクはあるが軽いものにとどまる
しかし、ワクチンにはデメリットもあります。これらの症状はワクチンに対する免疫応答の結果です。若い方の方が、高齢の方より頻度が高い傾向にあるようですが、ほとんどが2~3日以内に回復しています。

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・ワクチンのリスクと感染症のリスクを比べる
ワクチンのリスクばかりを考えてしまう時、接種を受けてリスクをとるか、受けないでリスクを回避するかの選択と考えてしまいがちです。しかし、実際にはそうではありません。このウイルスは待っていればどこかに消えてなくなるものではありません。これからも共存していく可能性が高く、今後もこのウイルスによる感染症を患うリスクと隣り合わせで生活していかなければいけません。
ですから、ワクチン接種の選択は、ワクチンを受けるか、いずれ新型コロナウイルスに感染してしまうかの選択になるということです。また、感染のリスクは、重症化や長期にわたる後遺症のリスクでもあります。このように、ワクチンのリスクを考えるなら、ウイルスのリスクと比べる必要があります。ワクチンと新型コロナウイルス、どちらがより危険でしょうか。 そう考えると、若者がワクチン接種を受ける意義が見えてくるのではないでしょうか。


ワクチン相談窓口
厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター
電話番号:0120-761-770(フリーダイヤル)
受付時間:9時00分~21時00分(土日・祝日も実施)

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(4)-5:ワクチン・検査パッケージ

ワクチン・検査パッケージとは、ワクチン接種歴やPCR検査などの結果をもとに他者に二次感染させるリスクが低いことを示すしくみです。
つまり、ワクチンが接種済みであることと、PCRなどの検査が陰性であることの2つがをセットにして感染リスクが低いことを証明するしくみです。これにより、今後の日常生活の回復に向けた「行動制限の緩和」を目指そうとする取り組みです。
ワクチンパスポート(新型コロナワクチン接種証明書)との違いは、ワクチンパスポートは希望者が自治体に申請をすると発行され、ワクチン接種が完了したことを海外で証明する書類として使うものです。そのため、ワクチン・検査パッケージとは用途が違います。

ワクチン・検査パッケージの適用を想定する場面の例:

・医療機関や高齢者施設、障害者施設への入院
・入所及び入院患者・施設利用者との面会
・医療・介護・福祉関係等の職場への出勤
・県境を越える出張や旅行
・全国から人が集まるような大規模イベント
・感染拡大時に自粛してきた大学での対面授業
・部活動における感染リスクの高い活動
・同窓会等の久しぶりの人々と接触するような大人数での会食・宴会
・冠婚葬祭や入学式、卒業式後の宴会

ワクチン・検査パッケージの適用すべきでない場面の例:

・医療機関や高齢者施設、障害者施設への入院
・修学旅行
・入学試験
・選挙・投票
・小中学校の対面授業など



  • 最終更新:2021-10-07 23:02:03

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